投資すべき対象とタイミング

カネというものは経営において、限りある資源と言えましょう。

では、限りあるカネをどこに運用し、投資をしていくかは、経営者の手腕によるところが大きいと言えます。

つまり、投資の対象(戦略)とタイミングを間違うと、機会損失(チャンスロス)を招いてしまうのです。

基本的に製造マシンを投資で投入する際、スペックと金額をケチりすぎると、結果として製造そのものに支障をきたす時があります。

品質で勝負する中小企業においては、道具やマシンへの投資は大胆に行うほうがベターです。

また、ブランディングにおける投資対象は、何と言ってもデザインやキャッチコピーがもっとも大切です。

デザインやキャッチコピーは、出来上がった高品質・高付加価値商品に込められた”想い”をどう伝えるか?いかにして伝えるか?という大切な役割を担ってくれます。

いくらイイモノが出来上がったとしても、デザインがチープでキャッチコピーがお客さまのハートに刺さらなければ、宝の持ち腐れになってしまうからです。

なので、デザイニングやコピーライティングにこそ大胆に投資して、デザイナーやコピーライターをパートナーとして協力してもらいながらブランディングを進めていきましょう。

人財への投資も大切です。

もはや言うまでもないでしょう。中小企業にとって最大で最強の経営資源は”ヒト=人財”であるからです。

人材を人財へと成長させる投資も大胆に行いましょう。

「メンバーの成長が、企業の成長」なのですから。

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