コンサルティング契約書について想うこと
プロの経営コンサルタントである以上、仕事は報酬が発生していきます。
コンサルティングサービスは、ボランティアではありません。絶対に。
以前、ある経営者がコンサルティングサービスを、お金が発生しない”慈善活動=ボランティア”的な扱いをされていたので、即刻支援を停止したことがあります。
モノがないコンサルティングという仕事は、サービス業の最たるモノということができます。
会計事務所の関連コンサルティング企業に所属していたとき、そのトップは業績主義の輩だったので、契約内容には厳しい管理がなされていました。
独立して今日、丸4年が経過しようとしていますが、小生のコンサルティングサービスは”クライアント様からの要望がない限り”特別な契約書というものを交わさないようにしています。
4年間の間、クライアント側とトラブルになったことはありません(クライアント側の非常識な振る舞いで、損害を被ることはありましたが…笑)。
その振る舞いも、他のスケジュールを入れられなくなるという軽微なものでした。
小生が、契約書は特段必要ないと考えている理由は、”町医者型コンサルタント”を自負しているからに他なりません。
契約書でガチガチに縛ってしまうと、多様化する中小零細企業の緊急性のある要望に応えられないと考えるからです。
やはり、持ちつ持たれつの信頼ある関係性の中で、良好なコンサルティングサービスを提供したいと考えています。
また契約書が実際になくても、日本という国においては信用信頼という絆という”見えない契約書”で十分だと認識しているのです。
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