ビジネスマッチングという化学反応

コンサルティング手法の一つに、ビジネスマッチングというものがあります。

経営コンサルティングの本質は、「価値と価値を掛け合わせて新しい価値を創る」ことです。

ですので”クライアントの価値”と”ビジネス提携先の価値”とのマッチングは、新しい価値としての化学反応が起きる可能性を、大いに秘めているのです。

今日は、佐賀市内のものづくり企業のマッチング支援のため、糸島のものづくり企業に行ってきました。

マッチングの提案(提携先の探索、調査、コーディネート)は、経営コンサルタント(中小企業診断士)のミッションです。

今回は残念ながら、思い描いたような結果は出せませんでしたが、次の一手(候補先)を模索中です。

これまでもブランディング支援の過程で、ずいぶんビジネスマッチングをコーディネートしてきました。

マッチングにおいて最も大切なことは、品質や納期、価格交渉の落としどころなどではありません。

大切なのは”価値観の共有ができるか?”です。

当方が「徹底的にこだわったものづくり(高品質)でお客様満足度を上げたい」という価値観であった場合、先方が「品質よりも価格」という価値観ならば、マッチングは成立しません。

特に中小零細企業の場合、「高品質、高付加価値、高価格」の信念がブレずに共有できるかどうかがカギとなります。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL