中小企業診断士のプレゼンテーション力
中小企業診断士の営業力掛け算。最終回は、プレゼンテーション力です。
最初に言っておきたいこと…それは「プレゼンテーションは”説明”と次元が違う」ということです。
執筆したコンサルティング企画提案書についてプレゼンする際、大切なのは大きく3点あります。
1点目は、企画書に書いていない部分(特に期待される効果と成果)を、明確に具体的に伝えることです。
経営者のハートにもっとも響く内容は、「コンサルティング事例」です。
コンサルティング支援により、事例として「こんな効果があった、こうなった」などの生きた事例がもっとも説得力があります。
そういう意味では、中小企業診断士(プロコン)は”経験が商品になる商売”といえるでしょう。
2点目は、経営者からの質問事項を想定して臨むということです。
経営者はコンサルタントに大きな期待を寄せます。
自社をどう導いてくれるか?コンサルティングのアウトプットはどうなるか?…などなど。
どんな質問が飛んでくるか…最初は分からないですが、経験を積むことで想定することができるようになります。
要は、恐れず数多くの経験を積むことです
3点目は、熱いプレゼンテーションにすることです。
もっともダメなパターン…自信なさげで、暗い口調のプレゼンです。
自信のないプレゼンテーションでは、仕事をいただくことはできません。
経営者から「このコンサルタントなら、少なくとも会社を元気にしてくれるな…」と思われるようなプレゼンテーションにしましょう。
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