足りないから採用するのか?育成したいから採用するのか?
中小企業にとって人財の採用や育成は、企業成長の趨勢を決する重要な課題です。
元来、限られた経営資源で勝負せざるを得ない中小企業は、唯一の経営資源である”ヒト”で勝負せざるを得ないからです。
このような理由から、中小企業にとって人財採用・育成戦略は、建設的に制度化する必要があります。
ところが多くの企業が、「不足するから採用する」行き当たりばったりの計画なき採用戦略をとっているのが現状なのです。
学卒(高等学校、大学、専門学校)採用は、基幹人財を育成する点で推奨されるものですが、中小企業こそ制度を創り、実行していく必要があります。
まざに「不足するから採用するのか?育成したいから採用するのか?」という命題に向き合うことです。
正しい戦略は、「育成したいから採用する」という方針に間違いありません。
今後、人財の売り手市場が当分続くでしょう。
今こそ「選ばれる企業=いい会社」への方針転換と方針合わせを徹底的に進めて行くことが重要です。
「足りないから採用する」戦略をとった場合、仮に経営理念にマッチしない人材が入社してくると、育成自体が困難になる可能性が高い。
そうなると、結果的にコスト増になるし、人材にとってもこ幸福とは言えない事態が予想されるのです。
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