理論は所詮、理論である

例えば中小企業診断士として仕事をするとき、クライアントさまに助言・アドバイスを施します。

あえて指導という言い方はしませんが、支援・サポートいう表現がマッチするでしょう。

時々、経営者から「以前知り合った診断士(経営コンサルタント)の先生は、専門用語ばかり並べて、面白くなかった」ということを聞きます。

経営戦略やマーケティング学では、様々な理論やフレームワークが研究・開発されています。

時々、中小企業診断士や経営コンサルタントのセミナーにおいて、この理論やフレームワークの使い方ばかり説明される先生がおられます。

正直言って、毎日のように「切った張ったの勝負をしている中小企業経営者」の方々は、理論やフレームワークなどの話は退屈でしょうがないと思います。

それは、あくまでも戦略立案のためのツール(道具)にしか過ぎないからです。

そして、理論やフレームワークを一生懸命”説明”する経営コンサルタントも存在するのです。

中小企業経営者が、もっとも興味を持ってくれる情報は”生きたホットな情報”なのです。

つまり、実在する中小企業の成功事例や失敗事例。また、発展途上の企業の取り組みプロセスなどです。

理論は所詮、理論にしか過ぎない…。

これから中小企業診断士(プロコン)として、フィールドで活躍しようと考えている志高い仲間には、是非「失敗を恐れない大胆な戦略提案と実行支援による生きた事例」を経験されることをおススメします。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL