志の航跡 〜仲間たちへのエール〜

このブログでは、中小企業診断士やプロのコンサルタントを志す仲間たちのために、少しでも気持ちの糧となるよう、体験談を綴っていきたいと思います。

この仕事を通じて、困っている中小企業のお役に立つ仲間が増えていくことを祈念して、体験・経験・培った価値観・ノウハウを赤裸々に語っていきます。

 

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平成18年8月。3回目の第一次試験チャレンジの日がやってきました。

さすがに3回目の挑戦です。模擬試験の結果は抜群に安定してきました。

この年、中小企業診断士第一次試験制度が大きく変わりました。

これまで「新規事業開発」という科目がありましたが、無くなっています。

そして、総合点数の満点が1000点から700点になりました。中小企業経営・政策科目中の「助言理論問題」が削除されました。

また、企業経営理論と中小企業経営・政策が100点満点になりました。すべての配点が100点になったのです。

科目別合格制度や、3年間で7科目合格制度が導入されたのもこの年です。

従来の総合6割合格も継続されました。

小生は、狙うのはもちろん総合点数6割の1発合格です!

 

会場は、忘れもしない昨年の屈辱感が詰まった西南学院大学です。

1時試験のカタをつける覚悟で乗り込みました…気合十分、気力充実です。

試験が終わりました。

その年、診断協会は模範解答なるものをインターネットで公開し始めました。

試験終了後は、終わった充実感で満たされましたが、やはり結果が気になります。

翌日は仕事をさぼり、ジョイフルで自主採点に入りました。

経済学…52点(う〜〜ん、まあ健闘した方か?) 財務会計…50点(ん、やばいかもしれんな…)

企業経営理論…74点! (OK!想定内) 運営管理…62点(切り抜けた!!)

経営法務…66点(よし!) 経営情報システム…82点!(よっしゃ!)

中小企業経営・政策…72点!(そりゃそうだろ!)。

合計458点。

3回目のチャレンジで、1次試験を突破できました。

国家試験は、自分自身との壮絶な戦いです。

すべてのエネルギーを試験対策に向けないと、合格という結果を掴み取ることはできないでしょう。

小生も、身を削る思いで中小企業診断士第一次試験に向き合いました。

本当ににつらい時期もありました。

自分のモチベーションを支えていたもの…それは「中小企業診断士になりたいという夢」。

困っている中小企業経営者のお役に立ち、自分自身も感動的で面白い仕事がしたい…というビジョン…。

一次試験合格の余韻に浸ってはいられません。

第2次試験の10月は目の前でした。

~to be continued~

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