ハンドメイド・コンサルティング
経営コンサルティングは、ビジネスである以上報酬をもらって仕事をします。あたりまえですが…(笑)。
コンサルティング支援を仕事とする上で、報酬(収入)の組み立て方は工夫の必要があります。
コンサルティングの報酬を、大きく2つに分けるとしましょう。
一つは1回限りの支援(研修やセミナー、講演会)、
もう一つは、継続的な支援(顧問)です。
安定的に経営コンサルティング支援を生業とする場合、断然継続的な支援が理想となります。
これは、長期にわたり継続して課題を解決していく、伴走型の支援といってもいいでしょう。
当然ですが、クライアントの経営実態に肉薄して、事実確認と現状認識を徹底的に行うことが条件となります。
クライアントの規模や業種業態もさることながた、構成員(社員、メンバー)のキャラクター、経営者の人物像など変数は無限にあります。
ですので、同一無比のクライアントなど世界中に存在するはずもありません。
そのクライアントに、経営パフォーマンスを向上させるコンサルティングサービスを提供するのですから、処方箋となる提案戦略も無限ということになります。
確立されたパケージコンサルティングではなく、ハンドメイドコンサルティングが重要です。
個別具体的な課題を、個別具体的な手法で、個別具体的に解決する…現場・現物・現時の3限主義に基づいた手作りのサービスを提供していきましょう。
次回は、ストックビジネスとしてのコンサルティングサービスについて書きます。
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