三歩進んで二歩下がる…やっと一歩進む
昨日から1泊で、福岡市内のクライアント様にて「経営計画書策定研修会」をご支援してきました。
とても充実した、愉しい時間でした。
改めて、素敵なクライアント様とのご縁に感謝しています。
さて、経営計画書は社員(少なくとも幹部以上)を巻き込んだモノでないと意味がありません。
また、数字の羅列だけの「味もそっけもない」経営計画書は、その存在価値すらありません。
数字はあくまでも、目標であり結果現象です。
大切なのは、その目標にいかにしてアプローチするかを表現した「行動計画=アクションプラン」なのです。
ですので、アクションプランを策定していない経営計画書は、”計画書”とは言えないシロモノです。
経営計画書策定のポイントはいくつかありますが、最も大切なことは「無理な計画を立てない」ことです。
経営者によっては(コンサルタントにもいます)、高ければ高い目標を立てた方が、結果的にはいいと主張される方もおられます。
しかし、無理に高い目標を掲げた経営計画書は、現場スタッフのモチベーションを下げます。
これぞまさに「絵に描いた餅」「取らぬ狸の皮算用」なのです。
現場スタッフがもっともモチベーションを上げる目標は「頑張れば届く、頑張り方も分かっている」目標です。
無理目標を立てて、V字回復したとしましょう。
経営はその後が大変です。永続発展していかなければならないのですから…。
「三歩進んで二歩下がる…やっと一歩進む」のが経営のあるべき姿です。
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