自責と他責を考える…。

中小企業診断士として活動していると、さまざまな経営者や幹部・社員とご縁がります。

経営コンサルタントはまさに、”人と逢い、人を見つめる”仕事であるとつくづく思う今日です。

そして、経営者や社員の方々にも様々なタイプがおられ、毎日、自らのお仕事に向き合われていることを実感します。

経営も仕事も、究極「人が幸福になる活動」であると思っています。

幸福とは、「他人から認められ、感謝されることによる自己実現」ということができます。

また、経営や仕事を”愉しむ(向き合い、解決していく楽しみ)”ということも大切です。

しかし、仕事を通じた幸福を実現している人と、仕事を愉しんでいない人との間位には「自責と他責」という隔たりがあると考えています。

自責…自分の責任で環境が創られていくという意識

他責…自分の環境は、周囲が創っているという意識

明らかに、自責の意識を持たなければ”幸福”追求できません。

経営学でいうと「企業経営の業績は、有効需要(他責)が決めるのでなく有効供給(自責)が決めるものだ」(坂本光司先生)ということなのです。

また、他責感は癖になっていきます。

その癖はなかなか治りません。企業経営でも同じです。

他責グセが染みついてしまった経営者や社員は、同じ悩みでずっと悩み続けます。

結果的に、経営や仕事による喜びや幸福を掴み取ることはできないのです。

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