イマドキの広告戦略
インターネットの普及と席巻により、個人や組織が手軽にPR戦略を実行できるようになりました。
このことは、広告代理店業界にとって死活的な環境を形成したことになります。
本来の広告代理店のミッションは、クライアントのマーケティング戦略の立案とブランディング支援などになります。
しかし地方の広告代理店を中心に、マスコミに契約を結んだ既得権益を武器にして、いわゆる”広告屋さん”になってしまった企業も少なくありません。
一昔前と違い、広告代理店の「お願い営業」は全く通用しない時代になりました。
SNSを通じて、広告・PR展開は手軽になりましたし、無料動画サイトも発達して、自分で番組のような情報発信も可能になりました。
テレビ以外の番組も、インターネット内で楽しむことができます。むしろ、様々な制約がない分ネット番組の方が刺激的で面白かったりしています(笑)。
会計上でいうと、広告宣伝費という勘定科目が、以前は販管費(今でも法律上はそうですが)として扱われていました。
ところが、現在の広告宣伝費は明らかに”投資”となっています。
また、中小企業経営は使える経費が限られています。
限られた広告予算を、何にどれだけ、いつ、どのような方法で投下するか…。
このことを、熟考しながら戦略実行していくことが求められます。
従って、広告代理店業界は本来クライアント(スポンサー)が何を求めているかを常時考え、ホンモノの提案をしていくスキルとマインドが求めれているのです。
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