ラグビーW杯に観る中小企業経営学
ラグビーW杯日本大会が開催されています。ラグビーというスポーツをよく観察していると、中小企業経営のあり方を提示してくれているような気がしてきます。
ラグビーの精神は、「One for all,All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」と言います。
犠牲の精神を謳ったと思われるこのフレーズは、団結力や価値観の共有が大切な中小企業経営学に通じるものがあります。
楕円形のボールは、動きを予測しにくい。
刻一刻と変わっていく、中小企業を取り巻く環境に類似しています。
あ・うんの呼吸と意思疎通を重視するスポーツであるラグビーは、「チームが家族なれるか?」が問われるそうです。
「One Team(ワン・チーム)」の形成です。
中小企業経営は「家族的経営」でなければいけません。
構成メンバー(社員・パートさん)は皆家族的な価値観を共有して、課題解決に立ち向かう必要があります。
それは、「構成メンバー(ヒト)」こそまさに唯一無二の経営資源であることにも繋がっていきます。
また、ラグビーというスポーツはメンバーがそれぞれ瞬間的に独自の判断で動きを決定していきます。
つまり、考える集団でないとラグビーチームの強さは発揮できないのです。
最大で15人という、もっとも大人数で競い合うラグビーは、格闘技という側面もあります。
つまり、立ち向かう勇気が試されます。
ラグビー日本代表チームの健闘と躍進を応援しています! ガンバレ!日本!
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