”いい会社”になるということ
中小企業経営に関する研究と”あり方”の追求を生業として活動する、中小企業診断士。この仕事は、名称独占の国家資格(経済産業省登録)となっています。
独立してもうすぐ丸5年になりますが、独立間もない頃は”我がミッションとは何か?”で悩むこともありました。
企業経営の目的が「業績ではない!」という信念が揺るがないものになったのは、つい最近のような気がします。
これまでは仮説にしか過ぎなかったこのミッションは、経験を積むにつれ”確信”に変わっていきました。
特に中小企業経営の目的は、”いい会社になること”です。
ではいい会社とは何か??ですが、やはり「社員をはじめ、関わる人たちの幸せを実現する会社」であることに間違いはありません。
これは、経営戦略やマーケティング、財務戦略などの”やり方”が決定するのではない。
経営者の姿勢や、ハート、社員の熱意や”想い”などの”あり方”が決定数するものです。
幸い、現在ご縁があり、ご支援しているクライアント様は、価値観が共有できる会社です。
”類は友を呼ぶ!”とはよく言ったもので、まさにその通りだと思います(こちらでクライアント様をセレクトしていることもありますが…笑)。
「いい会社」を明文化したフレーズが、経営理念(企業理念・社是、etc)と呼ばれるものです。
綺麗な言葉を並べただけで、ミッションとして向き合っていない企業理念は何の意味もありません。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。