賞与の考え方
賞与というのは、制度として始まったのは江戸時代にさかのぼると言われています。
もともと商家が奉公人に対して、お盆のと年末に支払った餅代や米代が起源だとか。
12月は通常、賞与の時期ですよね。中小企業の実態は、賞与すら制度としてなく支払われないケースも多々あります。
賞与に対する考え方は、経営者によってまちまちですが、「がんばったご褒美」として公平に支給されることをお勧めします。
もちろん、原資(もともとの予算)がありますし、範囲や制限も多様でしょう。
ですので、人事考課制度に基づいた公平支給が望ましい。
評価制度にリンクさせた賞与支給を取り入れてほしいものです。
もっとも良くないパターン。かつて、サラリーマンだった時の上司との会話。
「カワサキくん、きみの賞与の額は◯◯◯円になるから、そのつもりで…」
入社当時に約束された額と、あまりにもかけ離れたその額に…。
「納得いきません、約束と違いますから。計算式を教えてください。」
「計算式?そんなものはなか(ない)。」
では、鉛筆ナメナメで適当に決めたということでしょう。こんな賞与の支給方法では、社員のモチベーションは下がりまくりです。
人事考課制度と一緒で、賞与も社員のモチーベーションをあげる計算式・支給方法を考案しないと意味がありません。
そして、いくら稼いだか?だけの定量評価だけでは、納得感が薄れますし、社内の雰囲気が悪くなります。
支給方法に関しても、面談形式を取り入れましょう。
モチベーションというのは、コミュニケーションによって大きな影響を受けるものです。
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