イマドキの社員研修

社員研修や勉強家のお仕事をいただくことが、結構増えてきました。いつの時代も、人財(人材)が企業経営の決め手となることを、経営者がお気づきになれられている証拠だと思います。

そしてそれは、とてもいいことだと思います。

恩師、坂本光司先生は「人本経営」を提唱されています。

中小企業の経営資源は、ヒトのみ。カネもモノも、ヒトがもたらす産物にすぎない…。

この主張に賛同しますし、中小企業経営の現場を走り回っていると、この主張を裏づけとなるエビデンスを多々発見します。

さて、社員研修は一昔前まで、インプット型の一方通行研修が主流でした。

以前、マスコミで騒がれた圧迫型研修の女性講師…。それを見よう見まねしようとしていた、かつての女性上司…。

はっきり言いますが、圧迫型の社員研修は、今や参加者のモチベーションが上がりません。

楽しく学び、明日からの活力源となる研修が求められています。

そこには、エンターテイメント性が必要であり、時して笑や、発言意見しやすい空気感も必要となります。

研修を手がけるコンサルタントとしての、企画力の見せ所です。

そして、研修というのは「啓発」「気づき」「刺激」をもたらす存在にすぎないことを認識する必要があります。

研修や勉強会に参加したからといって、翌日からスーパー社員になれるわけではない。

研修を受けて学んだ内容を、即実務で実行し、また新しい課題を見つけて向き合う。

課題に向き合って、経験値を上げていくことが重要なのです。

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