中小企業診断士は稼げる資格である−3
AI(人工知能)の急速な発展で、士業と呼ばれる職業の大半が失われるという見解があります。特に過去のデータから解を導き出すような仕事の士業は、かなりリスクが高まると言われています。
数ある士業の中でも、中小企業診断士はAIに変わることがない資格として位置づけられています。
理由は簡単。
クライアント企業の未知なる未来を、共にクリエイト(創造)していく仕事だからです。
クリエイト力は、AIが苦手とする領域です。
そして、中小企業診断士の最大の武器は”五感”だからです。このブログでも再三書いていますが、経営コンサルタントは、感覚(五感)こそがツールとなります。
五感は、現場型のコンサルティング活動において磨かれ、研ぎ澄まされていくのです。
中小企業診断士の試験で、マーケティングや経営戦略立案のための各種フレームワークを学びます。
過去の先人が研究・開発してきたフレームワーク(各種分析方法や戦略立案手法…ここでは詳細は省きます)。
フレームワークはあくまでも机上での立案ツールです。
中小企業診断士が、クライアントの課題解決を立案するときに最も大切なタスクは”現場での事実確認”です。
常に現場に赴き、起こっている事実を確認し、解決のための仮説を立てる。
その仮説を立証し、実践していき、また新しい施策を投入していく…これがコンサルティング活動です。
現場型のコンサルタントは、収入が高い。
机上の空論型コンサルタントは、クライアントから飽きられ見透かされます。結果、顧問契約の解除となる可能性が高いのです。
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