中小企業診断士は稼げる資格である−4

中小企業診断士(経営コンサルタント)は、受注(契約)が難しい仕事であると言えます。営業活動は極めて難しいからです。

とは言え、お仕事を頂戴していかなければ、生活していけません。ましてや、フリーランスの診断士や独立法人化している経営コンサルタントであればなおさらです。

よく「どうやったらクライアントを開拓できますか?」と聞かれることがあります。

この質問は答えに困ります。

なぜなら、「クライアントを獲得するテッパン手法などありえない」からです。

中小企業診断士や経営コンサルタントは、クライアントに増収政策・戦略(つまり売上を上げていくための施策)を提案しなければなりません。

その専門家が、クライアント獲得戦略を考案できないとは、”医者が、治療法が分からない”ということと同じではないでしょうか?

クライアント獲得のテッパン手法はありませんが、仕事のご縁を広げる方法はあります。

中小企業診断士(経営コンサルタント)も差別化(オンリーワン)戦略が必要です。

コンサルタントの商品は、経験に基づいた提案力や人間力・問題解決力です。ですから、課題解決するための”価値観”を打ち出す必要があります。

つまり、コンサルタントもコンサルティング理念(価値観)をフレーズ(見える)化ことです。

その価値観に経営者が共感してくれた場合、お仕事につながる可能性は高まります。

小生のコンサルオフィスは、「叡智を導き、人幸福の企業経営を支援する」を理念としています。

社名の”エイチ”はここから来ていて、常にこの理念に向き合っているか、自問自答しています。

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