中小企業診断士は稼げる資格である−7

中小企業診断士の資格を取得し、経営コンサルタントとして仕事をするとき、フィールドに出て直接的にクライアントの支援をしていきたいものです。

コンサルタントにとっての武器は何か?マーケティングのフレームワークではありません。ましてや口八丁のプレゼンテーション力でもありません(よく勘違いしているコンサルも見ますが…)。

策士策に溺れるコンサルタントになれば、百戦錬磨の経営者からはそのエセコンぶりを見透かされます。

コンサルタントは、現場で現状を観察し、課題を見抜く観察力が武器になります。

コンサルタントが、クライアントの経営状況に肉薄し現場で事実確認をすることから、「お金をいただけるコンサルティング」は始まります。

コンサルティングスキルは、現場で鍛えられたコンサルティング支援の経験によって鋭く磨かれていきます。

つまり、独特の嗅覚が磨かれて、「リスク」と「チャンス」「断念」と「継続」の判断が直感的に身についてきます。

また、一生懸命クライアントの次の一手を”のたうちまわるくらい”考えると、ふと「グッドアイデア」が浮かんできます。そして、その一手を提案する…。提案するだけでなく、戦略遂行を寄り添いながらサポートする(PDCA)。

これが”稼げるコンサルティング”の本質です。

逆に、クライアントは過去の事例を並べ立てたり、できもしないことを机上の空論と知りながら喋ったり、難しいマーケティング理論の意味を得意げに宣ったり…そんなコンサルタントにお金を払ってくれません。

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