会議支援っていうけれど…。−1
経営コンサルティング支援のカテゴリのひとつに、「会議支援」というものがあります。会議支援とは、会議がスムーズに進行できるように、コンサルタントがファシリテートすることです。
この会議支援というコンサルティングサービス…。
実は、結構難易度の高いスキルが求められるプロの技が必要です。
「会議の進行を支援することでしょ?」などと安易に仕事を引き受けると、たちまち契約解除になりかねません。
中小企業にとって、各種会議は「形をなしていない」ことが多いのが現状です。
何となく始まり、何となく議論(議論になっていない場合が多いですが)が進められ、決定事項が明確でなく、PDCA機能が確立されていない…のです。
もっともダメな会議…経営者の独壇場で上意下達型の会議…です。これはもはや会議とは呼べない。
独裁ワンマンの中小企業に、よくありがちな光景です。
また、アジェンダ(プログラム、レジュメともよばれます)が用意されていない、議案が不明な会議。
ただの井戸端会議では、時間の無駄というものです。
最近は、中小企業で導入例もあまり見られなくなりましたが、TV会議と呼ばれるもの。
流行りモノが好きな若い経営者が、導入を進めましたが、いまいち普及しませんでしたね。
会議は、同じ空気を吸いながら意思疎通・ディスカッションしていくことが基本だからです。
コミュニケーションの究極形は、いつの時代でも「アナログ」です。
同じ空間の中で、同じ空気を吸いながら、発言者の意思を直接的に皮膚感覚で感じながら、進めていくことが基本なのです。
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