中小企業診断士は稼げる資格である−9

これまで国家資格ホルダーである中小企業診断士の「姿勢」や「ハート」といった”あり方”について記述してきました。

これからは、仕事をいただく技術(テクニック)について少し考察していきたいと思っています。

何度も言いますが、中小企業診断士の仕事は”無限”です。なぜなら、中小零細企業が抱える課題は、限りがなく、その課題解決に果敢に立ち向かう診断士の仕事もまた、限りがないからです。

中小企業診断士のベーシック(基本的)コンサルティングは、経営理念の創出(策定)支援や経営理念の組織浸透支援からスタートします。

経営理念は、何度も訴えていますがとても重要な経営ファクターです。

理念は、オリジナル性に留意し、美しい言葉で見える化(明文化)する必要があります。

小生は経営理念の策定を、会議研修スタイルで創出していくメソッドを採用しています。手法は企業秘密ですが、決まった方法などはなく、中小企業診断士ならば独自の手法を編み出すことが重要です。

問題なのは、企業理念が経営者(役員)のみで策定する一方的なモノであってはならず、メンバーの”想い”が反映されていなければ意味がないのです。

経営理念の策定支援の後は、経営ビジョン書・単年度経営計画書の策定支援が基本となります。

この支援も、研修スタイルで主要メンバー(最大12〜13名)で策定していくことが重要です。

経営ビジョン書は、到底不可能な”絵に描いた餅”のようなモノでは意味がありません。頑張れば到達できるような将来像(ビジョン)を具体的に明確化することが大切です。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL