間違いだらけのブランディング戦略
ブランディング戦略は、中小企業が挑戦すべき価値ある戦略としてプラオリティNo.1といっても過言ではないでしょう。
しかし、中小企業経営者の中でブランディング戦略を、的確に理解されて実践している方はどれだけいらっしゃるでしょうか?
もっと言うと、経営コンサルタント(中小企業診断士をはじめ…)の中にも正しく理解してクライアントに提案・支援している輩は少ないように思います。
ブランディングを決定するものは、お客様との接客・提案局面でいかに”キラーワード”をハートに刺すか…や、広告展開や営業トークを工夫して”お客さまを増やした”…などといったチープなものではありません。
ブランディングを決定づけるもの…その根幹は”品質=クオリティ”です。ひいては、そのクオリティを生み出すマンパワー(人財力)とヒューマンリソース(人的資源)なのです。
クオリティが粗悪であれば、広告展開やマーケティング戦略にいくら投資しても顧客(ファン)を掴むことはできません。
先述しましたが、コンサルタントにも”間違って捉えている”人がいます。
コンサルティングは、”商売のテクニック”を提案して支援することではありません。それもごく一部ではあるのですが、商売のあり方(ハートや姿勢、理念経営)を提案し、提示しサポートしていくことが最も重要なのです。
ブログやホームページで、「コンサルティング実績」題して、接客トークのテクニック論や広告展開のやり方を実践して「売上が◯◯◯%UP!」とか「増客◯◯人実現!」などと大々的に謳っているコンサルタントには要注意ですよ。
なぜなら、経営の業績パフォーマンス向上は、経営者や幹部・メンバーの努力の賜物であり、コンサルタントの力では決してないからです。
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