部下(メンバー)の指導(教育)って?

中小企業経営は、人財力がモノを言います…というより、人財力がその全てを握っています。そこで大切なのが、人材育成(教育)ということになるのですが…。

仕事柄、研修や勉強会、セミナーなどを数多く経験してきて想うことがあります。

人財育成のスタートは、マインドの醸成を促すことから始まるということです。マインドの醸成とは何か…?それは、動機付けに他なりません。

つまり、我が社の業務のミッション、目的を植えつけることです。「作り方」を教え込むのでなく、「なぜ作るのか」を理解させることが重要なのです。

販売会社であれば、「売り方」を教えるのでなく「売る目的」を教え込みます。

新入社員に対して、我が社の目的「経営理念」を教え込むように、メンバーの教育にも「業務の目的」を教え込むことが重要です。

やり方や技術だけ教えこんでしまうと、”テクに走る”スタッフに育ってしまう傾向にあります。

人財を育てる戦略は、中小企業経営にとって極めて重要です。

経営理念にベクトルを向けた、オリジナルでユニークな計画を立案しましょう。土台となるのは、マインドの醸成です。いいマインドには、いい技術が宿っていきますので、まずはマインドの教育が最も重要なのです。

スタッフ教育は、”子育て”と共通点が多い。我が子にいくら算数のドリルを与えても、見向きもしません。それよりも、算数ドリルに挑戦する意義や目的を話すと、自ら進んでやるようになります。

”学ぶ目的・意義・価値”を醸成する指導・教育をしたほうが、一番効果的ですし、正しい育成方法と言えるのです。

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