”経営基盤の強化”度合いが試されている…。

観光業(旅行代理店)、飲食業を始めイベント企画会社など集合体を形成するビジネスを展開されている事業者は、大変な事態だと察します。

濃いにさせていただいている社長から、「知り合いの旅行代理店が倒産してね…」という話を聞きました。事態は本当に深刻だと思います。

このブログでも記していますが、このような事態にこそ日常の経営努力が試されます。

経営は内部環境要因が9割を占めます。つまり、自助努力で基盤強化を図ることができると考えています。小生の大切なクライアントには、日頃から理念経営に向き合い「お客様と社員、関係先を大切にする」経営を実践されている結果、近日の経済影響を小さく食い止めている会社もあります。

経営基盤の強化とは何か…一言で言うと「人を大切にしている理念経営に徹しているか?」ということです。

経営は人間の営みであり、人財力がそれを決定します。経営基盤の強化とは「知恵を出し不断の努力を惜しまない社員を育て、顧客(ファン)を確保し、関係先から支えられる経営」をしているか?ということです。

そのバロメーターは、結果としてお客様(顧客・ファン)の数(絶対数)なのです。

とはいえ、すでに厳しい環境に突入してしまいました。事態収束までの中小企業経営は、財務力が大切です。動かせるキャッシュをどれだけ確保しているか…です。

資金が不足している企業は、緊急融資などの対策申請を速やかに実行することをお勧めします。

この事態が未来永劫続くことはありません。来たるべき回復状況に備えて、粛々と”やるべきことをやる”だけです。

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