計数管理は経営(商売)の基本
コロナウィルスの猛威により、とてつもなく厳しい経済環境にさらされている今日。資金の確保は、中小企業にとって最優先戦略であることに間違いはありません。政府系金融機関を中心に、緊急融資を発動させていますが、制度を利用した早めの資金確保をお奨めします。
一方で、資金は管理が重要です。資金管理は、日頃の経営計数管理が必要不可欠です。時々、計数管理ができず、経理任せ会計事務所任せにしている経営者を見受けますが、とても危険です。
「私は数字が苦手で…」というのは、一昔前までは通用した考えです。モノを作れば売れた時代や、美味しいモノを作ればお客様が来てくれた時代のもの…。
現在のようなマーケティングや人財重視の経営が大切な時代においては、計数管理は経営にとって絶対条件となっています。
押さえておくべき計数知識を列挙しておきます。
①”売上”の意味と分解公式 ※詳細は本ブログを検索ください。
②粗利益(売上総利益)の意味と原価管理、原価計算
③コストマネジメント(現在経費と未来経費のバランスマネジメント)
④営業利益の意味と向上管理
⑤損益分岐点売上(BEP)の算出方法
⑥キャシュフローマネジメント 資金繰り表の策定よる現金管理
⑦バランスシート(B/S)の仕組み(簡易的な)と理解
⑧自己資本比率(安全性)算出方法
⑨売上高経常利益率(収益性)算出方法
⑩借入金返済計画管理
以上です。最低限の10点の計数管理ポイントです。起業家・経営者・商売人であるならば、資金リスクの管理は最低限の知識・スキルです。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。