”いい会社”になるために…。その実像に迫る−2

コロナウィルスによる経済情勢は、中小企業経営に大きな変革をもたらすことは間違いありません。正しい経営を実践している会社と、損得主義で「誰かの犠牲の上に成り立つ経営」をしている企業の格差はますます拡大するでしょう。

これからは、本当の意味で”いい会社”の実像に肉薄する経営が試される認識ください。

我々のようなコンサルタントも、同じことが言えます。「儲け方教えます」「顧客増加の手法教えます」などの「やり方、ノウハウ型コンサルタント」は、限界を迎えるでしょう、なぜなら、そんな鉄板手法など存在しないからです。騙されてはいけませんよ。

さておき、前回書いた「”いい会社”になるための100の指標」の項目ですが、項目をよくよく検証して振り返ってみてください。

①社員に対する指標

これは、平たく言うと「社員(とその家族)を大切にした経営をしていますか?」ということです。社員のモチベーションを高めて、やる気を引き出し、さまざまな社内制度を整備する…。そんな「社員が継続してがんばれる経営」が問われる項目です。

②社外社員(仕入先、協力会社など)に対する指標

取引先や協力会社(外注先など…)は、我社を外から支えてくれる社外社員です。その企業が存在しないと、自社は商売をすることができない。そんな協力会社も、その家族を含めて大切にする取り組みが試されます。下請け企業だからといって、ぞんざいに接することは正しい経営とは言えません。常に感謝の気持で、「協力会社に支えられるような経営」が問われる項目です。

今日は①、②までにしておきます。深い深い意味が込められていますし、かなりの難易度です。あたりまえですが…笑。

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