中小企業が、コロナ情勢に際し取り組む戦略 〜人財戦略編ー1〜

一向に出口が見えないコロナウィルスによる経済環境ですね。しかし、自力では如何ともしがたい外部環境であることに間違いはありません。

特に対面型のビジネスモデルの業界は、売上(収入)減による経営圧迫は計り知れないダメージだと思います。一方で何もしなければ、落ちていくばかり…そして一度落ちた経営基盤は、なかなか元に戻すことが難しい。

では何をするか?ですが、やはり”できる戦略を講じる”ということに尽きると思っています。

今回から数回に分けて、コロナ情勢を含めた緊急事態に、中小企業は何をなすべきか??について考察、記していきたいと思います。

まず、何度も言いますが中小企業経営は”人財力”に大きく左右されます。経営資源は「ヒト(人、人財)」のみといっても過言ではありません。というより、断言できます。

従って、この環境を利用して人財力強化戦略に着手します。

コンサルタントやインストラクターなどの外部講師を招聘して、社内研修という訳にはなかなかいかない情勢です。ですので、オンラインや少人数ミーティング、個人面談を活用して実施します。

プログラムを立案し、スケジューリング化。講師は、役員以上が務めます。オンラインで外部講師に依頼してもいいでしょう。

研修もさることながら、人事考課制度を見直したり、新しく構築することもできます。職務基準のコンピテンシー(あるべき姿)を策定することもできるでしょう。

社内のキャリアプランを創ることもできます。

 

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