志の航跡 〜仲間たちへのエール〜

先日、機会をいただいた母校・法政大学経営大学院のオンライン・ゲスト講義。コロナ情勢の影響で、苦学を強いられている後輩の皆さん、志高い仲間たちの、幾ばくかの”心の糧”としてもらえたら…と思い、久しぶりに大学院時代を回顧してみたいと思います。

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平成19年3月下旬、今からおよそ13年前。故郷・佐賀から状況し、東京・早稲田の学生寮(上田寮)にお世話になりました。

◆上田寮…東京都新宿区。当時は、賄い付家賃7万3千円という貧乏学生(当時37歳 笑)にはありがたいリーズナブルでした。

4畳半一間、2段ベッド。共同トイレ、3分間100円の共同コインシャワー…今思い出しても、懐かしい。

寮母さんもとてもいい方でした。73000円の家賃を持っていくと、一旦受け取り「はい、これお小遣い。」と言って3千円をくれるほど…。心優しい人でした。今もご健在でいらっしゃれば嬉しいのですが。

上田寮は、テレビの取材が度々入ることで有名で、小生も一瞬ですがテレビに出演しましたよ。

ちょうど先”慎吾ママ”がブレークした頃で、本人出演の取材が入っていました。

入学式も参列しました。舞台は、日本武道館です。武道館の席がいっぱいになった風景を見て、法政大学は本当にマンモス大学なんだと改めて感じました。

翌日、法政大学経営大学院の新一口坂校舎で、イノベーションマネジメント研究科のガイダンスがありました。

志の高い仲間たちとの初めての出会いです。とにかく、充実した設備に感動したことを覚えています。当時は、無銭LANの全館使用は珍しいことでした。なんといっても、校舎が新しい。そして一人にひとつの研究デスクは、モチベーションを掻き立ててくれます。新

中小企業診断士養成課程(MBA特別プログラム:通称M特)第1期生である我々の仲間は全部で15人(途中退学者が1人なので実質14人)でした。

中小企業診断士養成課程は、必修科目だけでかなりのハードルです。専攻したい科目でも、必修科目と重複して諦めないといけないこともしばしば。

ガイダンス後、すぐに授業がスタートしました。それにしても、佐賀市内との生活レベル違いに驚きました。特に物価の高さ…。貧乏生活を圧迫します。

月額13万円の奨学金を申請していましたが、それだけでは買いたい本も買えない生活です。

こうして、37歳の大学院生活が始まりました。

~to be continued~

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