志の航跡 〜仲間たちへのエール〜
37歳で門をくぐった、法政大学経営大学院。研究課程は、正式に「イノベーション・マネジメント研究科イノベーション・マネジメント専攻MBA特別プログラム(中小企業診断士養成課程)」と言います。
4月上旬に始まった授業は、とにかく「調べて、書き、発表する」の連続です。時には、そのボリュームの多さに参ってしまうこともありました。
ただ、ひとつひとつの命題が、インプット型の勉強しかしてこなかった小生世代にとってはとても新鮮でした。それこそ必死になって取り組んだことは確かです。
多くの仲間たちの存在も心強かった。中小企業診断士養成課程(通称M特)は、第1期生。大学院側も初めての取り組みで、かなりの迷走感もありました。しかし、それもまた愉し。今思い出しても、良き思い出しか蘇りません。
小生といえば、朝早くから夜遅くまで、研究室に籠もりました。ひたすら、読み・書き・スライドにまとめる…。妥協はなかった。
妥協すれば、地元九州に残してきた家族に申し訳ないという思いがありました。
あの頃を回顧して、今後輩の皆様に助言できること…。
大学院での研究に、常に目的意識を持っている必要があると思います。目的を「中小企業診断士の資格取得のため」としてしまうと、実にもったいない大学院生活になるでしょう。
法政大学経営大学院はビジネスの根幹を学ぶ場として、様々な角度から研究を深めていってほしい。ビジネスの本質を学ぶ経験が、修了後に独立しても、必ず生きた経験・知識として役に立つでしょう。
〜to be continued〜
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