志の航跡 〜仲間たちへのエール〜

経営(商売)は”やり方”ではなく”あり方”が問われる営みだ…これは、法政大学経営大学院で恩師:坂本光司先生の口から発せられた言葉です。正直、法政の門をくぐるまで「経営は儲けてナンボ!」と信じていた小生にとって、カミナリで打たれたような衝撃を受けた言葉でした。

そして、先生は「経営は”社員とその家族”、”取引先とその家族”、”お客様”、”地域社会(社会的弱者)”、最後に”株主”を幸せにするための活動のことである!」と力説されました。

その時放たれた電流は、今この瞬間においても体中を駆け巡り、小生の経営コンサルティング理念として、また信条として拠り所としています。

経営に”あり方”が問われるように、経営コンサルティングも”やり方=ノウハウ”よりも”あり方=マインド、姿勢”が問われる活動であるというのは小生の持論です。

街中の書店には、経営のノウハウやコンサルティングにノウハウが書かれた書籍が並んでいますよね。

中小企業診断士を志す方々には、コンサルティングノウハウを習得する前に、中小企業経営者の物語を読みあさってほしいと思います。

そこに書かれているノンフィクションとしての、生きたストーリーや経営者としての姿勢・価値観が書かれています。そのマインドを理解できない中小企業診断士は、仕事を獲得することはできないと心得ること。

ノウハウ書籍から”学ぶ”のでなく「書籍を参考にして独自のノウハウを”開発するツール”」として活用しましょう。

〜to be continued〜

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