中小企業診断士のマインドセット!ーARIKATA【20】

【社員研修から見えてくるもの】

階層別やテーマ別の社員研修という仕事は、中小企業診断士にとって避けて通れないコンテンツだと思います。「企業というのは、最大で最後の教育機関である」というのは恩師:坂本光司先生の言葉ですが、中小企業診断士として活動するとき。この言葉の真意をいつも噛み締めています。

社員の成長は、企業の成長と比例します。

社員教育のコンテンツは、中小企業診断士(経営コンサルタント)として、常時開発しストックしておくことをお勧めします。

そして、社員研修の実施によるスタッフの成長を実感したとき、経営者はとても喜んでくれます。心ある経営者になればなるほど。

また、社員研修は様々なコンサルティング波及効果をもたらしてくれます。

テーマ別の研修は、経営診断を様々な方向から可能にします。また、自ら考えてアプトプットする研修内容を盛り込めば、ボトムアップ型のチーム形成を促進できます。

社員研修は、できるだけ経営者にもオブザーバーとして参加してもらうよう提案します。

経営者の役割は何でしょうか?経営者は、経営資源の適正な配分を考え、様々な局面で自社の方向性を決める意思決定であると言えます。

ですから、人材を人財に成長させる社員研修は、経営者にとってもオブザーブするに値するのです。そして、意外と自社の社員のスキルや問題意識が高いことに気づき、経営の喜びを感じることができます。

社員研修を企画するスキルは、中小企業診断士にとって重要なコンテンツですので、研究開発に注力していくことをお勧めします。

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