中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【25】

【中小企業診断士の収入アップ戦略 〜基本(ベーシック)と専門特化(プロジェクト)のバランス〜】

収入がなかなか上がらない、思うように稼ぐとができない…とお悩みの中小企業診断士も多いことでしょう。明らかに言えることは、「稼ぎ方という方法は存在しない」ということです。

このブログで再三にわたり、主張していますが大切なのは「想い」や「姿勢」といったハート(心)です。

いかに、クライナントの立場に寄り添い、現場・現実を注視、観察して正しい現状認識をする。その上で、経営パフォーマンス向上のための支援を個別具体的に提案して、実行していくこと…が重要なのです。

中小企業診断士として、理想的なクライアント様との関わり方は、基本的(ベーシック)なコンサルティングを提供して”伴走”していくこと。ベーシック・コンサルティングとは、経営理念を見つめ直し(策定し)、中期経営ビジョンを策定(見える化)し、単年度経営計画書を作ってPDCAを回すことに他なりません。

中小企業経営は、課題の連続です。次から次に発生する経営課題に、真正面から対峙して解決に導くためには、経営計画書のモニタリング会議(経営会議)への関与は必須です。

その上で、コストと手間と時間を要する大規模な経営課題(各種制度づくりを含む)には、専門特化ソリューションを提供するプロジェクト型支援を実施します。その際には社員をプロジェクトメンバーとして巻き込み、社員教育を兼ねた取り組みをしていくことが理想です。

あくまでも、ベーシックコンサルティングとプロジェクトコンサルティングのバランスが重要なのです。

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