コロナ禍第2波に備える中小企業経営

7月17日時点で、東京都を中心としたコロナ肺炎の新規感染者数は、一日300人弱を継続しています。このままの勢いを維持すれば、間違いなく今年4月〜5月の状況に逆戻りすることになるでしょう。

まだまだ特効薬やワクチンの開発・普及には時間がかかると思われる今日。第2波(定義は定かではありませんが)が来るとすれば、中小零細企業の経営に大きな負の影響を及ぼすことは間違いありません。

では、第2波を構想して、今中小企業がなすべきことは何でしょうか?

実は、”いつもと変わらぬオペレーション”以外にありません。

ただし、正しい経営をされているならば…です。正しい経営とは何か?このブログでも再三訴えていますが、「人を大切にする経営」です。

まず社員を、お客様を、関係先・取引先を大切にして、良好なリレーションを構築しましょう。そして、支え支えられる経営を確立することです。

どんな状況下でも、”正しい経営は滅びない”というのは、恩師・坂本光司先生の言葉。まさにそうだと思います。

コロナ禍が、最も厳しかった時期(4月〜5月)を過ぎた時、正しい経営に向き合っていた企業は、業績回復も早い。実例が示しています。

もっと具体的に言いましょう。

社員の雇用と生活を必死で守り、一件の(一人の)お客様を心から大切して、関係先・取引先に圧力をかけない(パートナーとして認め合う)オペレーションを徹底することです。

特に、人財(社員)を守り抜く経営をされていることが、収束時の明暗を分けるということを肝に銘じましょう。

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