昨今のような環境時こそ、見直すべき経営戦略
コロナ情勢の先行きが見えない今日ですが、こういう時こそ自社経営の足元を見つめ直す時ではないかと思われます。利益創出のために、会計事務所などが提案するのは「コストダウン」が通例ですが、利益の源泉はあくまでも”売上”です。
ですので、こういうご時世だからこそ「売上=収入」アップのための施策・戦略を立案しておく必要があります。
もちろん、コロナのような世界的社会問題に直面している経済環境の中では、大胆な増収戦略はリスクも伴います。ですから「できることを着実に実施する増収戦略」が重要となるのです。
例えば、コスト削減に走るよりも「お客様ひとりひとり(1社1社)とのリレーションシップ強化」を意図したマンツーマンマーケティングを実施する方策です。
つまり、これまでご縁があったお客様(顧客や受注先)とのコミュニケーションを密にとり、新しい商品やサービス情報を発信すなどのオペレーションです。
情報発信の手段は、現在多様化しています。SNSやブログなどを活用してお客様の囲い込みと、関係性強化を図りましょう。
このような施策を実施すれば、昨今のような環境下では逆にチャンスかもしれません。
このブログで何度も訴えていますが、コスト削減は中小企業経営にとって限界施策です。過度なコスト削減施策は、企業の体力を奪い、メンバーのモチベーションを著しく下げます。無駄使い的なコストは見直す必要はありますが、まず優先施策は「増収戦略」であることを認識ましょう。
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