中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【35】
【中小企業診断士が成すコンサルティングサービス:単年度経営計画書策定支援−1】
経営計画書と聞いて、多くの経営者の皆様が様々な思いを巡らされることと推察されます。中小企業経営者は、”計画を立てることが苦手”だと思う方が多い(もちろん、そうでない方もいらっしゃます)傾向にあります。
例えば、会計事務所や税理士が作る経営計画書といえば、数字を羅列しただけの業績推移計画書が多い傾向があります。
そして、中小企業診断士も経営計画書を策定する支援をする専門家ですが、診断士が独断と偏見で策定してしまうことも多い。
単年度経営計画書は、企業の”羅針盤”です。弊社では中小企業経営を、航海に例えて考えています。方向性を示す羅針盤は、時に安心感を与え時に正しい進路を確認できるありがたいツールです。
中小企業診断士は、経営計画書を策定する支援ができます。そしてこの支援は、定期的に顧問としてクライアントを様々な角度から支援できるベーシック・コンサルティングにつながるものです。
気をつけなければならないのは、経営計画書の納得性です。誰が納得するのか?中小企業診断士(経営コンサルタント)ではありません。経営者や幹部、社員が納得することが重要です。
そのためには、できるだけ多くのメンバー(経営陣、幹部、スタッフ)の想いを込めた経営計画書を策定する必要があります。
形式は研修スタイルがベスト。1日または2日間に渡り、自社の方向性や投下予定戦略をじっくりと考察する時間です。
では、どんな内容を盛り込むべきか?次回ご紹介します。
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