中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【38】
【中小企業診断士が成すコンサルティングサービス:ビジネスマッチング】
中小企業診断士の本分は、「価値と価値を掛け合わせて、新しい価値を創る(あるいはその支援をする)」ことだと、このブログで何度も主張しています。
この価値というのは、中小企業の「高貴な取り組み」のことを指します。中小企業は、日々”価値”をお客様に提供し、経済活動を行っているのです。
中小企業診断士の立場は、このクライアントの高貴な取り組みどうしを引き合わせて、新しい価値を創り出すことです。
このサービスを”ビジネスマッチング”と言います。
ビジネスマッチングができない中小企業診断士は、そのミッションを半分も達成していないことと心得ましょう。
ビジネスマッチングは、ただの紹介コンサルティングではありません。”新しく価値を創る”仕事ですから、その価値を創造する支援をハンズオン(手をかけて)実施することが肝心なのです。
「紹介した後は、どうぞご勝手に…」というスタイルでは新しい価値を創ることなどできません。
小生も、これまで数々のマッチング支援を通して、新しい商品を開発したり、新しいサービスを開発したり、新しい取引先を開拓できたり、まさにWin-Win-Winの構築を実現支援してきました。
ビジネスマッチングは、イノベーション(経営革新)を実現することができ、クライアントからとても喜ばれる、”究極のコンサルティング”ということができます。
当然ながら、ビジネスマッチングに必要なスキルと条件があります。まず、多岐にわたる人的ネットワークを有していること、そして貴重な価値を創る企業に対する好奇心を持ったアンテナを立てていることは必要です。
全く新しい領域に飛び込み、取材し、信頼を勝ち取り、マッチングを実現するコーディネート力が必要不可欠です。
また、手をかけて”新しい価値を創り出す”手伝いができる「ハンズオン支援スキル」が重要になります。
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