”こだわり”は、ブランディングの重要ファクターである。
あなたの会社が取り扱う商品やサービスに、”こだわり”はありますか?
これは、ブランディング戦略を立案する際に、経営者に必ず尋ねる重要なヒアリング項目です。高品質に寄るべき中小企業経営において、”こだわり”を最大の武器に変える、イノベーション力が問われていきます。
問題は、その”こだわり”がお客様に求められているものであるかどうか…です。お客様が求めていない”こだわり”はただのウザい代物に過ぎません。この”こだわり”は、USP(Unique Selling Proposition)と呼ばれ、絶対的な強みに変貌させることができます。
絶対的な強みは、そのままトンガった特徴として、価格競争を回避する高付加価値経営実現のための重要な味方になってくれます。
中小企業経営の目指すべき戦略は、ブランディング戦略に他なりません。ブランディングに成功すると、高付加価値(高粗利)経営が可能になります。高付加価値経営は、中小企業経営を劇的に改善させることが可能になります。
ですので、我が社で追及すべき”こだわり”部分を抽出して、USPに変換する作戦を立案しましょう。もしも、”こだわり”のファクターが思いつかなかった場合は、商品(サービス)の開発段階から、”こだわり”部分を付加するようにしてください。
何の”こだわり”もない、中小企業の商品はたちまち大企業の「大規模品揃え(MD)」や「大量仕入れによる低価格戦略」に対抗できません。
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