中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【40】

【中小企業診断士が成すコンサルティングサービス:階層別社員研修】

中小企業診断士の仕事は多岐に渡りますが、階層別の社員研修もそのひとつです。企業研修を手がけるインストラクターやコンサルタントがたくさんいる中、中小企業診断士として独自(オリジナル)の特性を打ち出さなければ、研修のお仕事のオファーは来ないと心得ましょう。

一方で、質の高い(喜ばれる)研修を提供できれば、お仕事としてリピートしていただくことが可能です。

継続してオファーが来るビジネス研修の特性があるので、ここにご紹介しましょう。

特徴1)インプット:アウトプット比率を工夫する…経験上、インプット:アウトプットの時間的な比率は1:2くらいで十分です。コンサルタント(中小企業診断士)は、ワークシートを準備して、考察時間を十分にとった時間的な構成を考えましょう。ちなみに、ここで言うインプットは「講義・レクチャー」。アウトプットは、「考察・ワークシート記入、プレゼン」などを指します。

特徴2)エンターテイメント性を持たせる…圧迫型のビジネス研修が横行する時代は、とっくに終わりました。研修自体も楽しく学べる工夫が、講師側にも求められています。小生も、研修プログラムに「ゲーム性」を持たせた「ディベート」「プレゼンコンテスト」「ゲームワーク」etc.などを取り入れます。

特徴3)ノウハウとして確立できるように工夫する…発表会・プレゼン機会などを設置して、経営者に参画してもらいます。経営者に対して、リアルに研修結果を報告するためです。また、報告会などを動画で撮影し、以降の研修会などの参考にしたり、ノウハウとして活用するよう提案します。

研修や勉強会は、中小企業診断士として提供できる大きな商品(コンサルティングサービス)となり得ます。

 

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