人事戦略は先手先手で…。「選ばれる経営」への進化論

「ヒト」「モノ」「カネ」「ジョウホウ」という経営資源の中で、経営の血液たる「カネ」の管理は必須です。特に資金繰りは極めて重要で、1年間の資金繰り計画表を策定し、毎月の現金(キャッシュフロー)をPDCAしていく事は基本中の基本です。

同時に中小企業経営にとって、重要なマネジメントとして人事戦略があります。その中でも、人事に関する採用・育成における戦略は、先手先手で計画を立案することがベターです。

経営資源の中でも、最も大切なファクターは「ヒト=人財」であると、僕は再三主張していますが、その考えは正しい仮説であると自信を持っています。「カネ」も「モノ」も「ジョウホウ」も、「ヒト」がもたらす産物にしか過ぎないからです。つまり、優秀な人財がいれば、売上も確保できます。いい商品も創れます。情報(ノウハウや知的財産)も蓄積できるのです。

明日は2021年に突入します。2021年は、淘汰が進む厳しい環境が待ち受けているでしょう。淘汰されない基盤のしっかりした経営を実践していきたいですね。

そのためには、「支えられる経営」を実直に遂行していくことです。誰から?関わるすべての人たちからです。

支えられる経営は、「選ばれる経営」に進化します。誰から?お客様や関係先(仕入れ先や支援者)、そして社員(現在と未来)からです。

選ばれる経営への進化は、人本経営(人を大切にする経営)が鍵を握っていることを改めて主張して、2020年最後のブログを締めくくります。

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