経営方針書(単年度経営計画書)の価値を考える
今日は福岡市内で、経営方針書を策定する支援をしてきます。かれこれ5年間に渡ってお手伝いしている、躍進企業です。経営方針書は、1年間に及ぶ経営戦略を見える化した重要な経営指針書です。しかし、支援している会社における経営方針書は、半期(半年)に一度策定しています。
今日日、1年間というのは経営環境がドラスティックに変化します。経営は、環境に適応する柔軟性が求められます。そこで半年に一度の戦略策定を実施しているのです。また、そのクライアント様はリーダー以上が会して(今年はコロナで分割開催)、グループワークを取り入れてお互いに刺激しあいながら、ボトムアップ型で戦略立案、策定していきます。
今日から一泊二日。明日までじっくりと取り組む、この経営方針書策定会議を、毎回楽しみにしているのです。
自分の店舗(部署)の課題に真剣に向き合い、課題を解決して、一歩成長していく…。そのための指針書です。よく聞かれるのが、目標は高ければ高い方がいいのでしょうか?という質問。
経営というのは「3歩進んで2歩下がる…やっと一歩進む」ものです。今よりも一歩進めれば上等!成長した証です。
ですので、できる範囲で、無理なき実行戦略を考案することが大切。
さらにいうと、トップダウン型の経営方針書はあまり意味がありません。リーダーが存在している企業においてはなおさら。リーダーが自主的に考え。自立(自律)して戦略考案する…これが理想です。何より、考案した戦略へのコミットメント・モチベーションが違います。
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