中小小売店が取るべき販促キャンペーン戦略

大型ショッピングセンターの台頭により、すっかりと中小小売店が姿を消しましたが、今でも立派に商売を継続されている会社(店舗)もあります。

現在、商売を継続されている会社は、何らかの差別化を図り、生き残り策を施されているものと推察されます。とはいえ、大企業や大型店舗に対抗するためには様々な知恵を講じる必要があります。

戦略の一つに販促キャンペーンがありますが、周年祭やアニバーサリーに乗じた販促キャンペーンは、知恵を絞って展開することが重要です。

最も避けたい戦略は、”値引き””割引き”です。

一見、最もインパクトのある戦略見えますが、これは大資本が取る戦略です。中小小売店(飲食店含む)は、値引きをしてしまうと「粗利益」にダイレクトに負の影響をもたらします。

望ましい戦略の一例を紹介しましょう。

それは、「+αキャンペーン」というものです。つまり、「買ってくれた方に対して、何かをプレゼントするキャンペーン」です。

「+αキャンペーン」は、プレゼントするモノの「原価金額」しか経営業績に負の影響がありません。

1000円のお買い物の2割引きだと、売価が800円になります。200円の負の影響です。

プレゼントキャンペーンだと、原価200円分の商品をプレゼントできるわけです。店頭売価で400円(原価率50%とした場合)ほどの商品をプレゼントできます。

かなりのインパクトが演出できます。

経営資源に乏しい中小企業は、最大の武器はヒトの智恵(優れた知恵:叡智)です。知恵を絞り、大胆な販促戦略を立案して投下し、大資本に対抗していきましょう。

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