中小企業におけるマーケティングの極意
マーケティング戦略と聞いて、ピンと来る人はどれだけいるでしょうか?マーケティング戦略を、フレームワーク(SWOTや VRIOなどの各種分析手法、5フォースモデルなどの考察手法)を用いた手法と考えていたら、本末転倒。正直に言って机上の空論と言えます。
まず押さえておきたいポイントは、大企業におけるマーケティング戦略と、中小企業のそれは根本的に違うということ。
大資本にものを言わせた、広告展開など中小企業にできるはずもありません。
では、中小企業におけるマーケティング戦略はどういうものでしょうか?
僕は、中小企業経営のマーケティング戦略の実際を「一人(一社)でも多くの顧客(ファン)を増やすための各種取り組み」と定義づけています。
大企業は、広域に一度にファンを増やす戦略を採ってきます。一方の中小企業は、地道なハンドメイド戦略で対抗します。
そしてその極意は、「ハイクオリティで口コミを誘発する戦略」だと心得ましょう。
中小企業のあるべきマーケティング戦略は、極力広告投資をしない戦略です。広告に費やす予算があるなら、品質を上げるための投資に予算を投じます。
インターネットの普及で、個人や事業者が媒体(広告手段)を所持できる時代になりました。この時代の流れに乗ることが大切です。潤沢な資金があるならまだしも、カネという経営資源にハンデがある中小企業は、知恵を絞ってマーケティング戦略を立案しましょう。
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