本物の追求は零細ビジネスの基本

今日は終日、クライアントの社員研修でした。研修名は「事業家養成講座」というもの。約1年間のプログラムで、ビジネスモデルを作り上げる長期的な取り組みです。

研修は、企業内の事業家的思考力を養い、今後の基幹人材を育てようとする意図があります。

ビジネスを立ち上げ、収益化のシミュレーションを組み立てていきます。その中で、競合他社とどうやって渡り合うか?ブランディングの戦略をじっくりと考えなくてはなりません。

今日は第3回目のプログラム。企業や商品のブランディングについて、講義・考察しました。

研修生に気づいてほしいポイントの一つに、”ホンモノの追求がブランディングの基本”という考え方があります。

中小零細企業の経営の基本は、高品質戦略です。品質を追求し、できるだけお客様から”選ばれる”品物を揃える(創る)必要があります。

本物(ホンモノ)=高品質というロジックですから、高品質経営に特化することが重要なのです。低品質な商品は、高価格で勝負できません。高価格が高付加価値を実現しますから、中小零細企業は徹底的に品質にこだわるべきなのです。

何度も言いますが、中小企業は価格競争はタブーです。価格競争で大手競合企業に打ち勝つことはできません。

徹底徹尾、品質で勝負します。高品質にこだわり、高価格を設定し、高付加価値を成し遂げましょう。

これは、中小零細企業経営戦略の基本中の基本です。高品質経営が、オンリーワン経営に直結していくのです。

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