会社の変化を実感する瞬間

先日のこと。長崎のクライアント様での会議後、率直な感想を経営者にお伝えしました。「社員の放つ雰囲気が、確実に変わりましたね。」…。

このクライアント様は、ご支援を始めてちょうど1年になります。最初は正直なところ、社風も明るいとは言えず、会議での発言も皆無のような状況でした。

この1年間、経営理念を少しずつ浸透させ、会議の雰囲気を変え、経営者の価値観を少し修正していただくようご支援しました。

元々、若いが人間味溢れる経営者であり、社員の成長を心から願う人格者であったためか、会社(特に幹部社員の思考や発言)が変わってくプロセスを実感しています。

当然のことながら、このクライアント様は業績好調。長崎県内でも、業界をリードする技術者集団として躍進している会社です。

会社の変化というものを、明らかに実感する時は、「経営理念の唱和」の時です。会議の前に、経営理念を参加者全員で唱和していますが、いい方向に変わってきている会社は、「元気に唱和してくれ」ます。

これは、我が社の価値観を認め、それに賛同し、大切にしていくという初心を心に落とし込んでくれている証拠となります。

このような会社は、結束力が違います。次々とやってくる課題(ハードル)をいかに超えるか?避けて通るか?打ち破って前に進むか?…幹部・リーダーが主体的に考えて行動し始めるからです。

この日は、僕にとっても嬉しい日となりました。初めは経営者と僕だけだった、経営理念の唱和を幹部のみんなが参画してくれたこと。

コンサルティングの手応えを感じる瞬間です。

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