コンサルタントが本を出す意義

経営コンサルタントは、差別化が難しそうに見えて実は千差万別な職業です。コンルティングサービスは、コンサルタントによって全く違うものになります。

それは、コンサルティング理念に基づく枝分かれによるものが大きい。例えば、「経営は儲けてナンボだ」「業績を上げることが最も重要だ」という主張するコンサルタントは、コストカットを平気で実行します。僕のような、「いい会社にすることを第一主義」とするコンサルタントは、徹底して”いい会社”と現状のギャップを洗い出し、その解決策を探ります。

経営コンサルタントほど、サービス内容にバラツキのあるサービス業はないかと思います。

そこで、コンサルタント(中小企業診断士)は、自らの理念(主張)に基づく情報発信が肝心になるのです。ホームページやブログを使って、常に情報発信する努力は必須となります。

書籍出版も効果的です。特に今は電子書籍なるものがあり、ネット上で出版ができます。紙ベースでの書籍化がまだまだ理想ですが、コストがかかる。

一方で電子書籍は無料でできます。

経営コンサルタントは、是非出版を手掛けるべきです。それが自信にもなるし、オンリーワンコンルティングの貴重な情報発信源となり得るからです。

「書ける」スキルは、経営コンサルタントには必要な能力です。逆に、”書けない”コンサルタントは、仕事が獲得できないと心得ましょう。

「調べる」「書ける」「話せる」「獲れる」が、経営コンサルタントが仕事を獲得できるスキルプロセスなのです。

ちなみに、「後世に残るような本を出して、印税で暮らすのが夢…」と15年前から言っているエセコンを知っていますが、いまだに一冊の本も書いていません。

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