中小企業の経営者像【社員を家族と思えるか?】

中小企業経営者の中には、社員のモチベーションを挫くのが当たり前と思っているのではないか?と疑ってしまう方もおられます。よく、業績重視型思考の経営者に見られます。

業績というのは、結果現象にしかすぎない。大事なのは、プロセスです。業績重視型思考の経営者にあるのが、「仕事は結果が全て」という妙な価値観です。

断言しますが、結果だけで判断されるのは「経営者」だけですよ。あえていうなら、役員(取締役)までです。社員が結果ばかり問われては、たまったものではありません。

話を戻しますが、社員は経営者(トップ)の言葉に、非常にビビットに反応するものです。社員を貶すような言い方は、モチベーションを著しく低下させます。

経営者の皆さん。我が社の社員を「家族(同然)」と思っていますか?家族なら、やる気を出すような助言やアドバイスをします。これが家族です。

いい経営者と、よろしくない経営者の最初の違いはそこにあります。

我が社の社員を、家族同然に愛することができますか?

現場社員と経営者の距離が近く、心が伝わりやすいこと…これが中小企業の強みです。大企業の経営者ではあるまいし、社員は貴方の一挙手一投足を恐ろしいほどみていますよ。

なぜなら、トップは父親であり母親的な存在だからです。家族的経営の強みを発揮し、絆を重視したハートフルな経営を実現するためにも、中小企業経営者には、是非言動に留意してもらいたいと切に願います。

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