頭の中にSWOT分析表を…。
たまには、同志(中小企業診断士や志高き経営コンサルタント)に対するアドバイスを…。経営の現場を調査したり、診断する機会があります。その際、いつも頭の中にSWOT分析のシートを思い浮かべましょう。
SWOTは、ついつい強み(S)、弱み(W)からスタートしがちですが、注意しましょう。間違いです。人間の性格もそうですが、長所と短所は表裏一体なところがあります。
最初に分析すべきは、機会(O)です、我が社の事業にとって追い風となっている状況、情勢は何か?を考察します。その機会にとって、内部要因がマッチしていれば「強み」になりますし、ミスマッチであれば「弱み」にすぎません。
一般的に「機会」に「強み」をぶつけるオペレーションが「積極戦略」と呼ばれるもので、優先順位が圧倒的に高い。すぐにでも仕掛けたいところです。
プロのコンサルタントは、各種分析ブレームワークを頭の中に常時描いているか?が問われる仕事です。そのためには、日頃のくれんが大切。遊びに出かけた時でも、さまざまな局面でSWOT分析してみましょう。
立案した積極戦略は、即経営者に提案してみてください。注意しなければならないのは、総論でなく各論で立案すること。
また、実現可能性の高い戦略でないと、絵に描いた餅になります。絵に描いた餅は、経営者に見透かされます。より、具体的で実現可能な積極戦略を自信を持って提案してみてください。
戦略実行の際に、中小企業診断士のサポートが必要な場合が多く、それが仕事のタネになります。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。