目標管理か?モチベーションマネジメントか?

目標管理(MBO)という経営戦略手法を、僕はこのブログでかなり否定的に書いています。もちろんその考え方や、具体的内容に関しては参考にあることもあります。

ただ経験上、うまく運用している企業を見たことがない…というだけです。目標管理制度は、その使い方を間違うと「組織の疲弊」「チームの崩壊」「メンバーの退場(退職)」という事態を招きかねません。

目標管理は、明らかに経営者側の立場からみた一方的な運営手法です。

働き方の価値観が180度変わった今日。目標管理は、時代錯誤の手法になった…と僕は勝手に思っています。

逆に、モチベーションマネジメントは目標達成への誘引戦略として、とても有効です。一昔前と違い、生涯雇用の時代は終焉を迎えました。

働くという価値観が大きく変わったのです。超情報化社会の今日。自分のスキルを賭けて、他の会社に移る洗濯をする人も増加しました。

そして、会社の屋台骨を支える現場スタッフのモチベーションマネジメントこそ、もっとも重視すべき戦略だと考えています。

何よりもモチベーションが大切。上から圧をかけるような目標管理は、もはや時代遅れです。

経営は、長期的視野で考えなければならない。瞬発的に結果を求める「目標管理制度」は、長期的に結果を出す「モチベーションマネジメント」に勝ることはないと断言できます。

メンバーの心から湧き立つような、やる気と情熱を引き出すような「モチベーションマネジメント」こそ、業績を左右する戦略です。

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