中小企業の経営者像【経営者は強い組織づくりに向き合うべし!】

企業がまだ小さい時(大体企業規模にして5人未満のメンバー数)、経営者は現場で必死に頑張るフェーズだと思われます。それこそ、何から何まで自分でこなし、何より業績や資金繰り向き合い、良い商品を創る(仕入れる)…いわゆる現場業務に邁進しなければなりません。

ところが、業績が安定し向上していくと、メンバーも増えて、経営者自らが現場に執着することが足かせとなってくる時を迎えます。

特に社員数が10人を超えたら、思い切って社長は現場を離れ”社長業”をしていく必要があります。

社長業とは…?

1 トップセールス…人脈を活かした経営者ならではの、営業活動です。トップセールスで仕事が決まるほど、効率的な営業活動はないでしょう。

2 リレーションシップバンキング…借り入れがある場合ですが、金融機関とは定期的に情報交換し、関係性を構築しておくことが大切です。不測事態に備える意味でも…です。

3 新商品開発構想・新規事業開発構想…経営の長期的存続を鑑みて、自社の”次の一手”を構想することです。

4 組織づくり・チームづくり…これがもっとも重要。給料が高ければ、社員の忠誠心は下がらない…こんなことは妄想にしかすぎない時代です。経営理念で結ばれた、強い絆の組織を創る!経営者の仕事は、これに尽きるでしょう。経営者自ら、社員のモチベーションを上げる取り組みを率先して推敲し、働きやすい環境を整える。そして、経営理念を語り、伝え、社員に感謝の気持ちを伝える。

組織が大きくなるにつれ、経営者が向き合うべきことは、以上4点に集約されます。

特に4点目は重要!です。永続発展していく企業を創っていくためには、組織づくりへの向き合い方が問われるのです。

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