『顧客育成』という考え方

以前から言われていた言葉かも知れません。が、改めて「顧客育成」という考え方の大切さを考える今日この頃です。

顧客開拓とか、顧客開発などといった言葉は、今でも言われています。つまり、新規でお客様をつくっていくという考え方です。

一方で、「顧客育成」とは「たまたま来られた(契約した)お客様を、わざわざ来てくれる(取引してくれる)お客様にする」とう考え方です。

これは、地道でとてもエネルギーが必要な、根気のいる取り組みであることに間違いありません。

地道だから大切なのです。そして、「顧客育成」は中小零細企業にとって、究極のマーケティング戦略と言っても過言ではないでしょう。

顧客とは、ファンやリピーターのことです。新しくご縁があったお客様を、リピーターやヘビーユーザーに育成していく。ここに至るためには、お客様のことに「寄り添った姿勢やマインド、そして言動」が必須となります。

そして、顧客育成のためには「顧客の個別管理」をしていく必要があります。お客様の、個別情報の把握と情報に合わせた提案で、「飽きさせない」ことです。

中小企業経営にとってもっとも恐ろしい現象は。「顧客離れ」です。ファン、リピーターが減っていくこと…です。そして、一度離れたお客様は、なかなか関係性が修復できません。

そのためにも、顧客管理ではなく「顧客育成」を主軸とした、オペレーションを展開していきましょう。

最近のコロナ禍が収束した時(ウィズコロナ社会の到来)は、顧客育成の取り組み結果が試される時です。

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