中小企業経営者のARIKATA学【経営者の言動のあり方】
【中小企業経営者の発言】
経営者の言動が、中小企業組織に及ぼす影響は多大なものがあります。その言動によって、幹部・社員・メンバーのモチベーションが大きく左右されるのです。
そこで今回は、経営者の推奨発言「あいうえお」を羅列してみました。
あ…「ありがとう」。この言葉は魔法の言葉です。ありがとうと言われて、悪い気がする人はほどんど皆無でしょう。経営者の皆さん、社員に対して「ありがとう」という言葉かけをしていますか?意外と言葉かけできていない現状があるもの。心から「君のおかげだよ、ありがとう。」と声をかけてあげてください。モチベーションが高まること間違いありません。
い…「いい仕事したね」。社員には「褒めて伸びる」人が多い。現場社員が「いい仕事」をしたときには、正直に真正面から「いい仕事したね」と褒めてあげましょう。これも意外とできていない。社長ですから、照れなども障害となるのかもしれません。
う…「うれしいね」。いい社長であればあるほど、社員からのリスペクトが深いもの。尊敬する社長から「うれしいね」と喜んでくれたら、高揚感は確実に高まります。社員は意外と、社長の喜ぶ顔が見たいと思っています。逆に、そう思われない社長は、経営者をやめたほうがいい。
え…「えらいね」。いい社長は、社員を逆にリスペクトしています。僕のようなコンサルタントに、「うちの社員、すごいでしょう?」と言えるような育成をしていますか?社員の功績は、社長の功績なのです。「えらいね」という言葉によって、社員の承認欲求は確実に高まります。
お…「おしえてくれよ」。この発言も、いい経営者ならば自然と口から出ているものです。「俺はなんでも知っている」と豪語する経営者ほど、肝心な社員のハートが分かっていない。社員との対話は、重要なコミュニケーションです。「おしえてくれよ」はその対話を成立させる、素敵な言葉なのです。
以上、推奨発言を列挙してみました。いかがでしたでしょうか?
いい社長は、いい会社を創る…これは真理です。
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